ビールの話し(Doitsu)

ライコネンやねん

2012年11月15日 21:13

まいど

メソポタミアで生まれ
イギリスで広まったビールがドイツで進化するでやんす

上面発酵である程度高い温度で発酵していたビールが貯蔵技術の発展により下面発酵でしかも低い温度でも発酵するビールが登場するでやんす
いわゆるラガービールでやんす
ラガービールは先ずドイツで広まり
今で言うアルト(古い)というタイプビールが人気が出てドイツ以外の国にも広まるでやんす
中でもチェコで造られたラガービールが美味しいと言う事でドイツも真似をして造るでやんすがチェコほどコクが出なかったでやんす
しかしこれがドイツの地方ビールの個性を出す結果となるでやんす

ドイツの地方ビールをあげてみると
ミュンヒナー(アルトに近くダーク系で独特のエステル香を持ち苦みが少ない)
ヘレス(クリアで色が薄く甘みがあり苦みは少なく柔らかい口当たり)
ドルトムンダー(濃い琥珀色をしたビールで麦汁濃度はやや高くやさしい苦味を持ったビール)
などでやんす
またハイブリッドタイプにバイエルン生まれのヴァイツエン
麦芽をローストしたラオホ
などがあるでやんす

その他にも
麦汁濃度を高めたボック
更に高めたドッペル(ダブル)ボック
ラガー酵母を高温で発酵させたスチーム
収穫祭で呑むメルツェン
口当たりが軽いが暗い色をしたデュンケル(ドンケル)
珈琲の焙煎香のする本物の黒ビールのシュバルツ
などがあるでやんす

関連記事