改革の続きです
1983年よりウイングカーの禁止で車の底面のフラット化(フラットボトム)となった
この年よりフェラーリはハーベイ・ポスルズウェイトの手によりアルミハニカム構造のモノコックがカーボン化された
これは現在モノコックのはじまりである
これ以外ではリアウイングからサイドポンツーンにかけて小型のウイングを追加した 子持ちウイング だ
83年84年のトレンドだった
85年からとターボ全盛期に入ると後輪軸から後方にかけて デュフューザーがつけられた
88年になるとターボに対抗すべくNAエンジンが3.5Lとなるがターボの敵ではなかったがマーチ(後にレイトンハウスまたマーチとなる)のエイドリアン・ニューウェイが手掛けたマシンが大健闘をみせる
しかしニューウェイのマシンは今も昔もそうだが繊細すぎるので挙動が乱れるとバランスがとれなくなりやすい
また89年よりターボの禁止により全車NA3.5Lとなると空力にも注目が集まるようになった
まず注目を集めたのはティレルのパーベイ・ポスルズウェイトのデザインしたハイノーズからのコルセアウイングだ
今のF1のノーズの創世だ
翌年になるとまずベネトンのロリー・バーンのバナナノーズに吊り下げウイングだ
現在のフロントウイングのはしりだ
また続きは気が向いたときに
マーチが伸びた時にあったトレンドがノンロールシステム。
フロントサスの左右をリンクで繋いでロールしないようにしていました。
さらに進化した物に左右のサスを1本にしてしまったモノサスもありました。
この場合サスユニットのガタの分しかロールしない事になります。
ノンロールだとサスレートを上げることなくロール剛性を上げる事が出来る
…はずだったのですが
路面のアンジュレーションに弱く
またボディやタイヤが受けた振動が収束されず挙動を乱す為
あっという間に廃れていきました。
この後F-1のサスの設計は
正しくタイヤを接地させる=メカニカルグリップを上げるようになっていきます。
のずたくさんばんちゃ
モノサス…
懐かしいですね
確かジョーダンやスクーデリア・イタリアがそうでしたね
あと87年にロータスがアクティブサスの実践投入をし
故アイルトン・セナがデトロイトとモナコで勝ちましたが未成熟のままだったため他のサーキットでは性能の半分もだせなかった事を記憶しています
80年代後半からF1の 改革スピードが上がり始めます
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