まいど
歴史好きの拙には
三谷幸喜の「清洲会議」という映画が気になるでやんす
清洲会議というのは
本能寺の変で信長が暗殺され嫡子である信忠まで死んでしまったでやんす
織田家家臣で党首を決める会議が尾張の清洲で行われたでやんす
候補は信忠と同腹で伊勢の大豪族の北畠氏に戦略養子に出ていた次男
織田(北畠)信雄(のぶかつ)と
信雄より二カ月前に生まれながら信長の側室順位で三男で伊勢の小豪族の神戸(かんべ)氏に戦略養子に出ていた
織田(神戸)信孝でやんす
出席者は柴田勝家、池田恒興、丹羽長秀、羽柴秀吉の織田家重臣でやんす
滝川一益は関東の勢力を抑えるために欠席でやんす
これが大きなポイントになるでやんす
秀吉はまず発言力の強い勝家に対抗するために仲の良い長秀を口説き自分側につけておくでやんす
そして秀吉は遅刻して会議場に現れるでやんす
しかもまだ幼い信長の孫(信忠の息子)の三法師丸を抱きかかえてきたでやんす
実は秀吉は幼い三法師丸を保護し妻の「おね(ねね)」に預け手懐けていたでやんす
秀吉は
三法師様こそ大殿の嫡孫織田の頭領にふさわしい
と長秀は秀吉の意見に賛成し勝家は猛反対し恒興は中立であったでやんすが子供の頃から仲の良い長秀に従い3対1で三法師丸に決定した
というのが全貌でやんす
結局はこの決定で秀吉が実権を握るでやんす
面白く無いのは信長の息子達と勝家と出席出来なかった一益でやんす
この史実を三谷幸喜がどんな人間ドラマにするか楽しめでやんすな